古駕 咲開②

いよいよ本格的に書家業を始めたいと思いながら、自分の名前が本当にしっくりきてなかった。


書家の名前の基本系は名字+雅号。


でも、本当にしっくりこない。


先生に雅号を付けて頂きたいとも考えていた。


その時閃いたのが雅号+雅号。


邪道なのは重々承知だけれども、先生に確認して快諾して頂き、『咲開』に似合う名前でとお願いした。


『古駕 咲開』


 先生がお好きな言葉『駑馬十駕』の十駕から取ったこの雅号。

才能があまりない者でと、努力すれば才能のある者に並ぶ事が出来るという意味の言葉です。

フラフラとあっちこっちに行きがちな私なので、しっかりと正しい努力を重ねて頑張りなさいと言う事ですね。

それにこれからは発信が求められる時代だから、沢山話せる人になるようにと口も付けて『古駕』になりました。