『咲開』(しょうかい)は書道を始めて、1回目の個展が終わった頃に貰ったはじめての雅号です。
レッスン中に先生から
『雅号付けないんですか?』
と訊かれ
『自分で付けて良いものなんですか?』
と訊き
『全然良いですよ〜、旦那さんに頼んでみては?』
と言って頂いた。
※恐らく会派とか、付いている先生とかの意向もあるので要確認でお願いします。
家に帰ってから主人に
『先生から、旦那さんに雅号付けて貰ったらと言われたんだけど〜』
と、話してみると快諾してくれた。
数日後主人から
『決まったよ〜』と。
他にもいくつかの候補の中からこの名前をプレゼントしてくれた。
【咲開】しょうかい
私の名前の『咲』が入ってる言葉を選んでくれた。
梅柳常に敷き栄え咲まい開きて
出典:続 日本後期
人生にひとつでも花を咲かせる事が出来るようにと、父から貰った『咲』
その想いと共に、これから歩む書道生活の発展を願い主人が付けてくれた『咲開』
私はこの名に恥じない人生を送れるのだろうか。
私の一生を懸けて、どんな事が成し得るんだろうか。
小さな一輪なのか、
いくつかの花々なのか、
はたまた大輪なのか。
そもそも、ちゃんと咲くのか。
取り敢えず、根腐れしないように。
取り敢えず、枯れないように。
取り敢えず、咲かぬなら咲かせてみよう精神で、出来る事から、出来るだけ、頑張ってみます。
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